Agile PBL祭り2023参加記〜〜
Agile PBL祭り2023に参加&登壇させてもらいました!
「学生社会人を問わず、アジャイルプロジェクト実践者の相互学習と交流を目的」とした1-dayイベントが名古屋のツドイコで行われました。 (イベント詳細はリンクから)
プロダクト開発においてチームで工夫した点について発表された方が7割、それ以外のテーマで発表された方が3割というイメージです。
私は3回目の参加になります。 縦のつながり(出身大学の先輩、後輩、先生方)と横のつながり(企業、他大学)を広げ交流ができる、とても楽しく有意義なイベントだなと改めて感じました。
発表を聴いたり色んな人と話して思ったこと
まずチーム開発の発表を聴いて、チームによって独自の視点を持って困難を乗り越えようとしているのが面白いと思いました。 「自分が学生の時enPiTでチーム開発したときも同じような困難に遭遇したなぁ」と感じると同時に、似たようなシチュエーションに遭遇しているにも関わらず、自分だと思いつきもしない視点で物事を考えられていると思いました。 チームの数だけ工夫がある、ということを頭では分かってるつもりでしたが、改めて心に響くものがありました。。。 (この記事書いていて上手く言語化ができないなぁと思ってはいるのですが...)
どの発表も素晴らしかったのですが、いくつか考えさせられたことがあるので書き留めます。
- ペルソナの解像度を上げる。
- プロダクトマネジメント的な視点で開発チームに恩恵があると同時に、発表を聴いてる我々も話に入り込みやすいと思いました。
- 登壇内容はこちら→Agile PBL祭り 2023 - 推し活カレンダー/All-about-your -faves-Calendar | ConfEngine - Conference Platform
- 知見がない開発手法を段階的に取り入れる。
- 一見当たり前にみんなできていそうで全然できていないなぁと思いました。守破離の守ができない状況に対して「うちはこういう事情だから最初から独自の方法を採用してます」と言い訳せずに、自分たちのペースで一回は守を目指すの大事だなと。
- 登壇内容はこちら→Agile PBL祭り 2023 - 函館補完計画 : 序 〜助走付きスクラムを導入した話〜 | ConfEngine - Conference Platform
- ゆとりを持つ。
- 「そんな悠長言ってられるの学生のうちだけだよ」と言い訳せずに、どうにかして心の余裕を作り出すのを目指したいです。
- 登壇内容はこちら→Agile PBL祭り 2023 - 判断が遅い!ズ(仮)がいいチームになった話 | ConfEngine - Conference Platform
- 悩んでないで行動する。
- アジャイルというキーワードは開発手法というよりマインドセットって言ったほうが近いよなーというのを再確認できました。
- 発表資料はこちら→enPiT修了生は、大学卒業後の一歩をどう選んだか
登壇して思ったこと
(登壇資料はこちら) speakerdeck.com
ざっくり言うと「PBL型授業を受けたあとの私は常日頃身の回りの困りごとにアンテナを張り、それを解決するための仮説を持って行動してるよ」という話を実際のエピソードを交えてお話しました。
正直この話に一体どれだけの人が興味を持っていただけるのか非常に不安でした。。。 が、聴いてくださった方から想像以上に称賛の声をいただき、大変嬉しかったです...!!
実を言うとあまりに緊張して参加者の反応を見ながら冷静に話すということができず、10分という時間枠に収めることで頭の中はいっぱいでした。。。 終わったあとに「発表上手だったよ」とたくさんの方からお褒めの言葉を頂いて嬉しかったのですが、自分としては発表中の記憶があんまりないです。(笑) Discordに書かれた実況チャットを見るからに、ちゃんと発表できてたのかなとは推察できるので、安心しています。
(無事発表を終えた安心感からか、発表後から昼食の時間にかけて胃がキリキリしており、ご飯がスムーズに喉を通りませんでした笑) (お弁当がとても美味しかったのははっきり覚えております!フードスポンサーのデロイト トーマツ コンサルティング様ありがとうございました🙇)
個人的な反省をいくつか挙げると、
- もっと事前に資料を作成する。
- 発表スライドの作成に関してもっともっと余裕を持ったほうが良かったなと痛感してます。。。
- 当日までスケジュール的に忙しくなることは分かっていたので1ヶ月以上前から準備していたのですが、結局行きの新幹線で作り上げるという見事な締め切り駆動資料作成をしてしまいました。
- 事前レビューを受けてブラッシュアップを重ねる。
- 資料作成が遅れたがゆえに事前レビューをもらう時間が十分に確保できませんでした。
- 尺を考慮して話の構成を組む。
- 話のスケールとして10分には到底収まらない構成になってしまったので、この辺は改善の余地があるかなと。
とはいえ、スライドの作り方については過去3年間くらいのノウハウが遺憾なく発揮されたので、及第点ではあるかなと思ってます。(自分に甘い。)
次にどうするか
今回個人で登壇するのは初めてだったのですが、とても良い経験になったと思います。 こうした機会をいただけるように、またそのときは違ったお話ができるように、焦らず自分のペースで経験を積みます...!!